本読み@図書館(2016年5月8日)

概要

図書館に(ry

図解「超」勉強法

 同著者が出した「超」勉強法という本の図解版であるらしい。元の本で紹介していた勉強のエッセンスを抽出し、それぞれ見開き1ページにまとめた感じである。エッセンスが全部で20〜30ぐらいあり、それぞれに対して必ず挿絵が付いている。本書の前半にエッセンスが書かれており、後半はインタビューみたいになっている。正直な話後半のインタビューは読む必要ないです。
 エッセンスの一部を下記にまとめる。

  1. 目標は具体的に設定する
    • 頑張れる範囲で(資格に受かる、この項目を覚える等)
  2. 面白いと感じることを勉強する
    • 勉強するべき内容が面白くない場合は、その分野について色々調べてみる
    • 知識が増えると面白いと感じるようになるはず
  3. 全体を把握してから勉強を開始する
    • 先頭から精読するのは止める
    • 一部だけを読んでいると難しく感じる
    • 全体を俯瞰して見ることにより繋がりを感じる事ができる
    • どうしても分からないものは飛ばして後から見直す
  4. 8割学習
    • 内容を8割理解したら次の項目に映る
    • 注意点としては5割だと効率が悪化するということ
    • 8割のラインを常に意識する事
  5. 1日を24時間以上に
    • 1日は24時間であり、仕事をしていると自由に使える時間は更に短い
    • 1〜10まで全てを勉強する事は無理なので、「手の抜きどころ」を考える
    • 「隙間」の時間を有効に使う
  6. パラシュート勉強法
    • 数学や経済学の細かい計算の話等は、わからなくても、とりあえず先に進む
    • 小難しい理論を理解しなくても、「使う」ことはできるので
    • 使える様になったら再度勉強する
  7. 関連付けて覚える
    1. 共通属性法
      • 共通項目を見つける
    2. 寄生法
      • よく理解している別の何かに寄生させて覚える
    3. ストーリー法
      • ストーリー仕立てで覚える
  8. 集中するためにはテレビを消す
    • テレビ等の意味のある刺激はワーキングメモリを使ってしまい勉強のジャマになる
    • 気分転換で歩く場合は、普段から歩き慣れた道の方がよい。ワーキングメモリを使わないので知識の定着を図れる。
  9. 文章は150字以内にまとめられるようにする

図解「超」勉強法

図解「超」勉強法

タッチパネル−技術開発・市場・アプリケーションの動向

 なんとなく目に止まったので読んでみた。 読んだ感想としては、この本自体が何を言いたい(訴えたい)のかがよくわからなかった。内容はタッチパネルを実現する技術、タッチパネルUI、タッチパネル市場の3つについて広く浅く書かれていた。各項目毎に繋がりがなく、それぞれバラバラに書かれている感がすごく強い。
 技術やUIの話は勉強になるが、市場に関しては、この話要るのか?っていう感じであった。そもそも2012年ぐらいの市場の話であるので、2016年現在ほぼ不要な情報になってしまっているしね。
 取り敢えず勉強になったことは、タッチパネルの実現方法は1つではないということである。電気的なもの、波動的なもの、複合型に分類されるらしい。

タッチパネル−技術開発・市場・アプリケーションの動向−

タッチパネル−技術開発・市場・アプリケーションの動向−

本読み@図書館(2016年5月4日)

概要

図書館に(ry

増補・改訂版! 働きながら2年で!弁理士最短合格の時間術・勉強術

 前から弁理士という職業には興味があったので読んでみた。試験は短答式、論文(必須)、論文(選択)、口頭の4つがある。短答式、論文(必須)は一度受かると2年間は免除。論文(選択)は一度受かると永続的に免除だそうだ。なお、論文(選択)は一級建築士とか技術士とか別の資格があると、それだけで免除になる。実際に弁理士の試験を受ける人の殆どは論文(選択)は免除の状態で受けるらしい。
 弁理士の業務は、特許や意匠・商標の登録出願などであるが、最近は技術上の秘密の売買契約など、契約関連も行えるようになってきたらしい。
 この本で言う勉強法の概要は下記の通りで、前回読んだ「人生を変える!3分割勉強法」と大体似たような事を言っていた。

  1. 時間の使い方を「細切れ」「じっくり」の2つに分類する
    1. 「細切れ」は通勤や朝起きてからとか寝る前とかの時間を言い、その時間帯に応じた学習法を実行する。
      • 枕元では単語カードを使った暗記
      • 通勤では自分で作成したレジュメを見たり、講義テープを聞いたり、スマホのアプリをやったりなど
    2. 「じっくり」はまとまった時間が取れる時間帯で、問題を解いたり、「細切れ」時間用のレジュメを作成したり
  2. 睡眠はしっかりとる
    • 寝不足では覚えるものも覚えられない
    • 次の日の仕事に影響がでる
  3. 勉強を始める前に、脳のリセットをするために、5分〜10分程寝る(机に突っ伏して等。本格的に横にはならない。)
  4. 7個以上の項目があるものを暗記する場合は分割しグループ化して覚える
    • 人間は7個以上は同時に覚えられないらしい
  5. 法律等の抽象的な項目は具体例を見て覚える事
  6. 法律等は今どの法律を勉強しているのか常に意識しながら勉強すること
    • 精読していると、その法律を構成する一部分に意識を持って行かれて、なんの法律を勉強しているのかわからなくなってしまう事がよくあるので
    • 「森を見て木を見る」と言うことを意識する

 最後に1つだけ注意して欲しいのが、「2年で」というのは、このシリーズの接頭詞みたいなもので、著者が本当に2年で受かった訳ではない。苦労して受かったノウハウを抽出すると2年で受かるんじゃない?みたいな感じなのだろう。

本読み@図書館(2016年4月30日)

概要

今日も図書館にいきましたまる

人生を変える!3分割勉強法

 普通の主婦がこの勉強法で司法試験(旧)に受かりました的な話。
 要点としては、表紙にも書いてあるが時間の使い方を「じっくり」「ながら」「細切れ」の3つにわけて考えて勉強をすると言うこと。大体下記の様な内容だった。

  1. 「じっくり」は1時間以上連続して勉強できる時間の事で、ここはノートを作成する。
  2. 「ながら」は料理を作りながらとか電車での移動しながらという時間の事で、講義内容とかをBGMで聞いたりする。
  3. 「細切れ」はご飯が炊けるまでとか、寝る前にちょっととか、短時間だけど集中できる時間で、要点ノートとか単語帳を使って覚える。

 あとは勉強するときによく言われるけど、基礎はしっかり、一つ一つ積み上げていく事が大事だそうだ。1時間もあれば読める内容なので、図書館とか中古で売ってたら読んでみたら良いかも。

人生を変える!3分割勉強法

人生を変える!3分割勉強法

フリーランスSEとして生きる道 (DB Magazine SELECTION)

 読むと割と勉強になる。将来的にフリーランスにならなくても副業とか考えてる人だったら読んでも良いかも知れない。
 内容としては、著者がフリーランスで働く事になったきっかけとか、フリーランスQ&A、色々な人へのインタビュー、対談などが載っており、これからどう働くかという事について色々考えさせられる。フリーランスになる場合に一番気をつけなければいけないのは、税金の支払い系である。会社勤めの場合は会社側でやってくれていたが、自分でやる必要が出てくる。また、保険や退職金などを自分で貯蓄する必要があるので、そちらもしっかりと調べないと後々に痛い目を見る事になる。
 取り敢えず、注意点としては著者はITコンサルとして働いており、決してフリーランスプログラマー、プロジェクトリーダーとかでは無いと言うこと。そっち方面でフリーランスを考えてる人が読むと肩透かしを食らった感が出るかも。
 スキルアップ関連の説明をしているページで、資格をどう取っていくかという話題が書いてあった。下記の様に取っていくと良いらしい。早い段階からPMを取ること推奨していたのがかなり意外だった。

  1. FE
  2. AP
  3. PMは必須で、SA, SM, ST, ESの何れか
  4. NW, SC, DB
  5. 経営系の資格, AU

 なお、FE,AP取得は社会人経験3年程度、PM〜DBの取得は社会人経験10年程度を目安にするらしい。

フリーランスSEとして生きる道 (DB Magazine SELECTION)

フリーランスSEとして生きる道 (DB Magazine SELECTION)

マンガ+講義でよくわかる 経済学超入門

 経済学を勉強する上で必ず必要になる基本的な知識(需要供給とか、グラフの見方等)について解説されている。超入門と書いてあるだけあって、かなりわかりやすく書いてあった。またこの手の本には珍しく恋愛の絡むストーリーだった。オチがちょっと雑だった気もするが大団円だったので良しとする。本当に経済学に関して何も知らない状態でもすらすら読める内容だったので、興味があったら読んでみてはどうであろうか。

マンガ+講義でよくわかる 経済学超入門

マンガ+講義でよくわかる 経済学超入門

本読み@図書館(2016年4月29日)

概要

今日も図書館に言ったのでメモ。

よくわかるIFRS<国際会計基準> (図解雑学)

 大学の教科書とかでお世話になる図解雑学シリーズ。IFRS(International Financial Reporting Standars; 国際財務報告基準)の解説本。仕事上でこれを使うことは無いとは思いますが読んでみました。
 財務報告というか会計の方法って各国によってバラバラらしい。なので世界標準のものを作ったのでコレを使って会計報告してねという事らしい。とは言っても導入するのはすげー大変であんまり進んでないようである。
 尚、今の所この方法は適用されても上場企業のみで、非上場の中書企業は関係無いそうである。仕事で関係が出てくるとすれば、会計のシステムをこの方法に対応させるとかで改造の仕事が入ってくるかもね。

よくわかるIFRS<国際会計基準> (図解雑学)

よくわかるIFRS<国際会計基準> (図解雑学)

基本図形の使い方で劇的に変わる! 図解力を10倍高める本

 この本は凄いオススメ。要求仕様書とか業務フローとかをOffice系のソフトでまとめる際に利用できる図形の描き方を説明している本。
 適当な箱を書いて凡例で「企業」とか「会社」とか描くより、家の図形を作ったほうが伝わるよね、と言うことで作り方をひたすらに紹介している。作り方も簡単なので、手元に一冊あるとドキュメントの見やすさが10倍以上になると思う。

基本図形の使い方で劇的に変わる! 図解力を10倍高める本

基本図形の使い方で劇的に変わる! 図解力を10倍高める本

並行コンピューティング技法 ―実践マルチコア/マルチスレッドプログラミング

 多分いい本なんだろうけど、実力不足過ぎて、なんかよくわからなかった。普段マルチスレッド化とは程遠い仕事をしているので、「ありがたみ」や「なるほどな」感があまりなかった。
 取り敢えず内容的には、Map/Reduce, Prefix Scan, Sort, Search, Graph(グラフ理論系)の話についてマルチスレッド化する際の注意やサンプルが書いてあった。マルチスレッド化する際はライブラリの利用を推奨しており、OpenMP, Windowsのスレッド化関数, POSIX等を使って実装していた。

並行コンピューティング技法 ―実践マルチコア/マルチスレッドプログラミング

並行コンピューティング技法 ―実践マルチコア/マルチスレッドプログラミング

積ん読消化(2016年4月28日)

タイトル

CODE コードから見たコンピュータのからくり

CODE コードから見たコンピュータのからくり

CODE コードから見たコンピュータのからくり

内容

 コンピュータの起こりからアセンブリぐらいまでの概要が書いてある。
 歴史的な話が色々書いてあるので、そもそもなぜコンピュータが誕生したのかという一連の流れについては理解できると思う。
 前半は簡単な内容なので直ぐ読めるが、後半は回路メインの話になっており、ちゃんと順を追って理解していかないとついていけなくなる。(特に半加算器から後の話)
 後半の話は途中でついていけなくなったので流して読んだ。後半の回路の話はまた後で読むことにする。

本読み@図書館(2016年4月27日)

概要

図書館で本を読んできたメモ。

はじめての契約法

契約関連の法律に関する本。「はじめての」とタイトルに付いてはいるが、法律系の本特有の読みづらさがある。
基本的に読点や改行等が少なく、図表もあんまりないので、ページ数の割に文字数は多い。
入門書としては敷居が高いような気がする。

はじめての契約法

はじめての契約法

心の動きが手にとるようにわかるNLP理論 (アスカビジネス)

NLP(Neuro Linguistic Programming; 神経言語プログラミング)に関する本。目についたので読んでみた。
相手の反応から相手のパターンを読み取って、コミュニケーションに役に立てよう的な話だった。大体下記の様な話が載っていた。
VAK(Visual, Auditory, Kinestheic; 視覚, 聴覚, 身体感覚)モデルによると、まず人はV,A,Kの何れかに分類される。違うタイプの人同士がコミュニケーションを取ると齟齬が生じやすい。なので相手のパターンを見極めて、そのパターン用の対応をするべし。

心の動きが手にとるようにわかるNLP理論 (アスカビジネス)

心の動きが手にとるようにわかるNLP理論 (アスカビジネス)

図解 スティーブ・ジョブズのプレゼン術

ジョブズが行っていたプレゼン手法をまとめた本。
中を読むと色々解説されているが、次の点が最も重要「プレゼンターが主で、スライドは従」
あくまでプレゼンはプレゼンター(の話)がメインで、スライドは補足でしか無いという事らしく、日本式のゴチャゴチャ書いてあるスライドや、スライドを元に説明するのは止めよう的な感じだった。
内容も面白く、ためになる本だった。

図解 スティーブ・ジョブズのプレゼン術

図解 スティーブ・ジョブズのプレゼン術

税理士をめざす人へ (仕事と資格シリーズ)

税理士を目指す人向けの「税理士ってどんな仕事をするの?」的な解説本。
独立系と企業所属系、独立で親の世代からやってるよ系の3パターンのワーキングスタイルについて解説されていた。
税理士と言っても専門分野が多岐に渡るらしく、近くに事務所を構えているからと言って直ぐにライバル関係になるという訳ではないらしい。
また、社長相手に仕事をするので、ゴルフスキルと飲み会参加は必須らしい。国と社長の板挟みになって結構面倒な状態になることもあるらしい。
あっさり読めて、税理士の仕事の内容についても知ることができるので、興味があるなら読んでおいて損はないかと。
但し税理士に関係する法律の内容が解説されているわけではないので、その点は注意するべし。

税理士をめざす人へ (仕事と資格シリーズ)

税理士をめざす人へ (仕事と資格シリーズ)

ゲームの力が会社を変える -ゲーミフィケーションを仕事に活かす-

ゲーミフィケーションの話。前から興味があったので読んでみた。
やりたいことは、仕事にゲーム的な要素を取り入れて、社員のモチベやロイヤリティ、コミュニケーションを向上させ、離職率の低下や業績アップ等を目論むということである。
この本には各業界で実施している企業の適用例が載っており、それを導入する為のポイントを解説している。
単にゲーミフィケーションを導入すればいいわけではなく、適切に「課題(目標)」「報酬」「交流」を設定し、ゲームの実行を阻害するような事柄を極力作らない様にする事が重要らしい。(例えば社内SNSでの発言を問題視して晒しあげたり、書き込みを社内限定&モバイル禁止等にすると、社員のやる気が削がれるからうまく行かない)
面白かったので、是非読んでみると良いと思う。

ゲームの力が会社を変える -ゲーミフィケーションを仕事に活かす-

ゲームの力が会社を変える -ゲーミフィケーションを仕事に活かす-

本読み@図書館(2016年4月26日)

概要

前のエントリとは違う図書館に行って本を読んできたのでメモ。

まるごとわかるネットワーク入門

ネットワーク入門書。TCP/IP回りの基本的な話について説明されている。
広く浅くなので突っ込んだ話を知りたい場合は、別の本を読んだほうがいい。
解説に必ずネットワーク図が載っているのでイメージがしやすい。
一冊は持っていると復習に使えると思う。

まるごとわかるネットワーク入門

まるごとわかるネットワーク入門

3分間HTTP&メールプロトコル基礎講座

完全な初心者向きの本ではない。上の「まるごとわかるネットワーク入門」の読了後に読むべき本。
説明は対話形式でされており、解説図に通信の流れが描かれているので流れを追いやすい。
メール回りのプロトコルが詳しく書いてあるので、そこら辺が知りたい場合に読めばいいと思う。
読みやすかったのでオススメ。

3分間HTTP&メールプロトコル基礎講座

3分間HTTP&メールプロトコル基礎講座

現役・東大院生の速読術

30分ぐらいで読めそうだったので読んでみた本。

  1. 速読のメリット
  2. 速読方法
  3. トレーニング方法
  4. 実例

上記の流れで書かれている。全体的に感覚的にかかれているので胡散臭い。
見出し読みと目次読み、漢字の拾い読みに関しては、今の読書スタイルの助けになる気がするのでマネする。
しかしアレだね東大院生ってのが、また胡散臭さを助長してるよね。東大の院って別大学から入れるし。

現役・東大院生の速読術

現役・東大院生の速読術