FSharp導入編

概要

 F#をちょいちょい弄っているので、オボエガキ兼簡易まとめ。
 Visual Studio 2010以降はデフォで入っており、スクリプト形式で実行できるので、Windowsの場合だとバッチファイルの代りになるのがいい。

インストー

Linux

 環境としては、monoとfsharpが入っていればいいみたい

Windows

 Visual Studioをインストールすると多分自動的に入ってくる

スクリプト実行

Linux

 取り敢えず、HelloWorldを出力させてみる。以下の内容でファイルを作成する。

  // ファイル名 : hello_world.fsx
  printfs "Hello, World"

 コマンドで、以下を実行する。

  fsharpi --exec  hello_world.fsx

Windows

 バッチファイルを作成して実行させるので、以下の内容でバッチファイルを作る。
 因みにfsi.exeのパスは環境によっては違う場所に入っている可能性があるので注意

  REM ファイル名 : run_fsharp.bat
  @echo off
  SET BIN_PATH="C:\Program Files (x86)\Microsoft SDKs\F#\4.0\Framework\v4.0\fsi.exe"
  %BIN_PATH% --exec %1

 上の内容で、hello_world.fsxを作成し、以下のコマンドで実行する。

  REM run_fsharp.batが存在するフォルダに移動する
  REM run_fsharp.bat と hello_world.fsx は同じフォルダに入れておく
  run_fsharp.bat hello_world.fsx

後記

 Windowsのバッチファイルでちょっと複雑な処理をするようなスクリプトを書こうとすると、配列とかループとかがクソ面倒で詰む。F#も文法が手続き型言語から多少離れているので若干書きづらいが、慣れればそれなりに書けるので選択肢としては有りだと思う。
 また、F#の他に開発環境にはJRE(Java Runtime Engine)が入っている事が多いので、clojureも候補としては有り。但し、LISPの方言特有の括弧地獄に悩まされる事にはなるが。